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  • 孤高 ~心を味わう〜

    鮨あらい (中央区銀座8丁目) 

     今、1番好みの鮨かもしれない。
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    鮨の花形、銀座で男を張る "気概に満ちた" 親方の握る、
    男前かつ洗練された握りにとても魅力を感じます。
    三ヶ月ぶりの訪問ですが、前回にも増して迫力がありました。
    残念ながら『良い穴子が入らなかった』と言うことで、穴子は有りませんでしたが、
    そんなところにもイイ男っぷり、芯のある職人魂を感じますね。  
    目利きのハードルは相当に高いです。  仲卸さんとの信頼関係もしっかり築けているかと。
    上質で素晴らしい仕入れをされます。

    今回、振る舞いが無粋な隣客に対しても的確な受け答えと、気分を害さないように釘を刺すような
    繊細な心配り、目線を低くしての対応、愛のあるご教示をされてました。  
    真正面から受け止める、凛とした姿勢に感服した次第です。
    ボクの中での "イイ男っぷり度" は益々うなぎ登りに(笑)



     では、男前な握りを。
    前回よりもシャリの酢のバランス感に深みを感じました。  突出感はなく円やか且つシャープ。
    粒が立つように固めに炊かれ、穏やかな人肌温のキーピングと共に完成度が高い。
    しっかり握られてるのに、口の中でパッと花が咲くようにホドけて開く感覚・・・
    空気を纏って舞い散る、爽快なシャリの舞です。





     ガリ
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     基本スッパショッパですが、すこし大人しくなっったかな。 
    それと引き替えに生姜の風味が立ちます。








     ひらめ
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     身厚で豪快な切りつけ!  口いっぱいに超上質な平目の旨さを堪能。
    適度な寝かせで旨味と柔らかさを引き出して。
    蒼いワサビの貴賓のある風味と共に、シャープな美味しさに唸ります。




     たい
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     こちらは鮮度重視のプリプリ感。
    臭みや強味はしっかりと処理されて、美味しさの中心だけがギュッと。




     いか
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     パツッと弾けるような身の小気味良い歯応え。
    甘くトロけるようなスミイカと、シャリの旨さが光ります。




     きんき 
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     しらかわ?  たぶん喜知次かな・・・と。
    瑞々しく溢れるジューシー、プリプリだけど繊維の柔らかな身質。
    ノドグロのような旨味の塊です。





     まぐろ
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     ガチな本マグロです!  200㌔オーヴァーの大魚。
    さすがに旨味の迫力が違いすぎます。
    鉄の味わいに満ち、凄味があります。  もっちり熟成させ、芳しさのある旨味。






     ひれ下
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     中トロのような風貌。
    味わいはさらに鉄味の増したワイルド且つ繊細な旨味。
    これは凄い。  赤身の良さを伸ばし、トロのサラリとした脂質の特徴をも持つハイブリッド。
    赤酢の風味との織り合いが素晴らしいです!
    東京じゃなきゃ味わえないような、一流の凄味を感じます。





     とろ
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     トロけます。  指の肌温でジュワッと融解。  舌の上で溶けちゃいます。
    サラサラの脂質は引っかかりのないクリアさ。 
    鉄味のフォローが骨太に感じさせますね。




     こはだ
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     大きめながら丁寧な仕込みと絶妙な〆具合で、小鰭の持つクセでもある風味を見事に旨味へ引き込む。
    ジュワッと、フワ~っと鼻腔を抜けてゆく風味が堪りません! 





     くるまえび
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     クリアだなぁ~  上質なピスターシュのような味わい。
    茹であげて風味を立たせてあります。  ワサビとシャリの風味に生かされまくりの旨味。




     さより 
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     細魚ながら大きな個体です。  メチャ肉厚。
    新鮮な身はブリンブリン。  こんなに香味があってコク深いんだなぁ~ と感嘆。




     たいらぎ
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     シュッとした平貝の淡泊な味わい。  歯応えと噛むほどに増す旨味を堪能。





     しめさば
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     キリッとした酢〆で鯖の旨味をハッキリ立たせてます。
    シルキーな脂質でトロけるコクと鯖の風味。   ウマウマ





     うに
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     ミョウバン不使用の無添加ウニ。  羽立のメチャ高級ウニは甘くてトロけます!
    しかもゴッソリ盛りで嬉しい限り!





     しじみ汁
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     エキス!






     巻物  ひもきゅう
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     穴子が入らなかったということで、少しリッチな巻物。
    コリコリの貝ヒモの磯しい香りがいいねぇ~




     べったら
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     久兵衛伝統でしょうか。
    歯応えのよいベッタラで味覚をリセット。









     素晴らしいタネ質、キリリっとした芯のある握りを堪能。
    酸っぱく塩気のあるシャリと上質この上ないようなタネ質。。。
    大きめの握りで食べ応えがあって、鮨でお腹いっぱいになれる幸福感。

    凛とした、昔の雰囲気を巧みに演出された空間、直球で勝負してくる親方の鮨。。。



    心が洗われるような気持ちになります。   
    早く、また行きたい!!!






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    鮨あらい (中央区銀座8丁目) 

      噂に高い銀座 鮨あらい。
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     いい男っぷりに魅せられました。
    親方の新井氏は30代前半という若さなのに、完成された芯を感じます。
    華やかなバックボーンは割愛しますが、、、
    開店1年にして 既に迫力と凄味を表現出来る技を持っていると思います。
    こちらはとにかく“握り”に拘っていて、鮨屋は握りだと断言するかのような気持ちのキレを感じますねぇ~。
    その握りについては、赤酢と白酢を絶妙に配合して、古式のようで現代流でもあるような
    輪郭のキリリと立つ味わいと円やかさが両立されてまして、塩で立たせつつ米の甘さを引き出す。
    そんな絶妙なシャリです。  
    温度管理も完璧で、最初から最後まで違和感なく全てのネタと響き合ってました。
    ネタはさすが銀座での勝負どころ!   質は高く、切りつけは厚く豪快に喰わせる。
    握りとしてサイズは大きく、1口で頬張るのがつらいほどの大きさ。
    口いっぱいに鮨の美味しさが溢れかえるので、鮨好きとしてはまさに祝着至極。
    シャリが口の中でパッと咲き誇るようにハラケてゆくのです。
    鼻を抜けてゆく赤酢の香りがたまらなく、どこか懐かしいような昭和情緒を感じます。
    それは野暮ったさがなく、まさに妙なる洗練感。
    背筋がピンと伸びるようなビシッ!と キマった味わい。







     ガリ
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     竹生姜の芽を使ったガリは、しっかりした食感とともに目が覚めるような塩と酢の効かせ。










     ひらめ
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     一貫目から驚きの旨さに目を見開く!
    なかなかお目にかかれないような質の高さが光ります。  旨味のノリがハンパ無い!
    大きな握りでもって迫力の味わい。  山葵や甘やかな煮キリなど全てが抜群。










     真鯛
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     悶絶の旨さ。  ちゃんと香りがあるんだよね。








     あまだい
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     旨すぎる~   
    モチッとした身質から鼻を抜ける香りでもって、脳天まで突き抜けるような美味しさ。








     すみいか
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     超肉厚!   食べ応えが凄っ
    そしてコリッとした歯当たりのあと、パツッと歯切れる。
    塩とスダチで風味を高め、すみいかの甘さを引き出します。








     小柱
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     貝の新鮮な香りと、いかにも高級そうな海苔の風味が最高。







     車海老
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     半レア気味でとろけるような海老。
    ミソを巧く使いつつ、深くも鮮やかな味わいに仕立てる仕事。 
    ナッティな香りも立っていて旨味が凝縮。
    旨すぎ!!!









     マグロ 赤身
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     大間の赤身。   マグロに相当なこだわりをもっておいでます。
    それは凄味となって食べ手を圧倒します。
    味わいは芳醇でキレがあり、鉄の味わいに満ちた味わい深さ。
    余韻のトーンが明るく、いつまでも続くようなエコーのように長く見事にフェイドアウトしてゆきます。
    青空さんのマグロ以来の感激の美味しさです!









     とろ
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     大間産の122㌔。  一週間熟成。
    旨味に迫力があり、ヌケの良い酸味が突き抜けます。
    こんな凄いの食べたことが無い!と思える程、素晴らしい素材使い。
    さすがシャリとの合致の次元が高いですね。  
    圧倒されました。







     こはだ
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     口がキューーーーっとなってしまうような酢を立てしっかり〆たコハダは旨すぎます!
    なのに素材が持つ旨味と風味が明るく主張してるんだよね。
    しみづさんのコハダを思い出しました。   強目のシャリの甘さが引き立ちます。








     きす
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     軽やかな昆布〆にて香りを乗せて。
    ハッキリと鱚の風味が生きていて驚きました。
    強めに効かせた山葵のツンとした刺激と蒼やかな風味がたまりませんね。








     かつお
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     わすかに血合いを残して風味を立てているのかな。
    とても鉄の味わいが濃いのです。  モッチリした食感とネットリ絡んでくる口内舞踊。
    小細工無しでストレートに味わせてくれます。







     いくら
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     小鉢にていくら丼風での提供。   大粒で質の高い素材です。
    甘めの煮きりと出汁に浸っていますが、いくら本来の味わいがしっかりと感じられました。
    調味に支配されていない 珍しいケースだと思います。  とても美味しい!!!
    小気味よく張力が弾けるように。







      雲丹
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     北海道産。  ミョウバンの香りが無く素直な甘い味わいが溢れてました!
    海苔はパリッとしすぎず適度な固さ、柔らかさも持ち合わせていて、口溶けに妙があります!
    磯の風味が広がり、甘くクリーミィな雲丹の濃厚な味わいに唸ります。







     しじみ汁
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     凝縮された蜆の味わい。  雑味なくクリアでヌケが素晴らしい。







     あなご
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     意図的に穴子のもつ香りを残しておられ、非常に風味高い煮穴子でした。
    香りにリードさせつつ 旨味の追いつきが速くいつに間にかコクに包まれてゆきます。
    甘い味わいの中、シャリの酸味と塩気が膨らみを帯びてくるんだよね。
    この味わいのプレゼンは ヤバいレヴェルです。








     べったら
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     口直し? コリッコリで美味しいべったらで〆。









     いやいや~ 久々にホームラン級の感激!
    銀座の鮨の粋というものを魅せつけられました。  
    本気のSOULがあり、メラメラと燃ゆるようなオーラをまとっています。
    明るく人懐っこさのある親方ですが、凛とした心幹が通っていて見事な男っぷりでした。
    素材には意地と誇りが感じられ、銀座で生き抜いてゆこうとする “本気”を感じます。
    そして握りとしての鮨にこだわり、現在主流の小細工の多い鮨とは一線を画す直球勝負。

     素晴らしいです。   若いのにブレが一切感じられません。
    今後、凄いお店になってゆくのでしょうね。
    一発で男惚れしてしまいました。   
    通いたい!と思えるほどです。   近々また伺おうと思います!
    自分の情熱を駆り立てられるような、本気を魅せ付けられた思いで胸がいっぱいです!!!




    心で味わう、最高に旨い鮨でした!!!!   





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