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  • 孤高 ~心を求めて〜

    おすもじ処 うを徳 (墨田区東向島) 

     これまた素晴らしいお店との出会い。
    何年か前からBMしてたんだけど、東京の鮨は行きたいお店が決まっていたり、
    自分なりのハードルがあるのでなかなか新規で行くことが出来ないんだけど、、、
    先日の椎名町の松野さんといい、こちら "うを徳" さんといい、、、
    一歩踏み出してみてよかったぁ!!! と心から思えるお店でした。
    いや、知らぬが損! とすら思えてしまいます。
    まやかしのない、粋な江戸っ子の精神、仕入れにかける意地はもはや呆れるレヴェルにあります。
    鬼仕入れ! 
    築地のピンのオンパレード!
    野菜や果物も青果市場のピンばかり!
    日本全国から集まってきたピンばかりです。   ピンピン!
    しかも山あり谷ありの流れではなく、ずっと山です(笑)
    滞在中、一度も下がることなく上がりっぱなし。  これ凄いな。
    名古屋仙人のお店でも山谷あるんだけどな。   ここはずっと山です。
    あぁ恐ろしや・・・  凄いお店と出会って嬉しい限りですわ。

    本日の提供スタイルは京料理と江戸前握りという、、、 西東の都が織り成す魅惑の宇宙。
    匠系のような肴と握りを織り交ぜスタイルではなく、完全に料理からの握り鮨です。
    少しずつ、旬をふんだんに取り入れた色んな料理が茶懐石みたく頂けるという、
    なんだか名古屋仙人のスタイルみたいで、個人的には馴染み深いです。




     まぐろ角煮
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     ゼラチン! プリップリで相当良い素材の端身でしょう。
    煮詰めてあっても存在感を失いません!  濃い口のようでスッキリ。
    ジュワッと軽やかな脂汁が溢れます。





     茹で落花生
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     生落花生を茹でたてで。





     丹波黒豆の枝豆
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     奔りを茹でたてで。 
    豆のポクッとした感じと膨らみのある風味。   さすがの高級BR。




     さんま甘露
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     こちらも素材力高いものを煮るという、、、大胆な使い。
    調味に濁りがないです!





     松茸と海老芋の椀
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     驚愕の1本30000円!!!  こんなん使う?フツー。  
    さすがに香り高く、上品なお出汁に染み出す松茸の香りと味わいが見事です!
    しかも、ちみちみしてなくしっかり食わせてくれる。  
    ほっくり海老芋も高貴な椀を引き立てます!
    すでにハートはトロトロです。   出汁うまいなぁ~
    東京なのに、完全に引きの美学の京仕様です。





     生牡蠣
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     恐ろしく大きな岩牡蠣。
    食べて驚愕!!!  ミルキー極まりない!!!  パねぇっ!
    こんなに美味しくて海のミルク感じる個体は初めてです!!!
    今まで食べてきた、美味しかった岩牡蠣の印象を遙かに超えてます。
    処理や細やかな仕事も素晴らしい。   美味しものをより美味しく、と。






     蒸し鮑、明石蛸、丹波の栗
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     何と贅沢な秋の味覚か。
    塩蒸しの黒鮑は小ぶりですがスッと歯が入る柔らかさ。
    口いっぱいに広がるアワビの味わいと香りが堪りません!!
    香ばしい煮タコも香り高く、旨味がしっかり凝縮されて。
    出汁と栗の風味とのハーモニーが素晴らしいです。
    メチャ贅沢で風味がしっかり広がる美味しさ。







     すっぽん
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     霞ヶ浦の天然もの。  大型です!
    しかも身が武骨にゴロゴロと!  内臓やエンペラも無造作に!
    凄いなこのお店。
    ほぼ服部中村養鼈のスッポンしか知らないけど、このスッポン美味しいなぁ~
    臭みなんて存在しないし、余計な味もしない。
    まさに素材を生かし切ってます。   
    身のもつ味わいをしっかり堪能、野趣ある圧倒的な旨さがあります。
    いろんな部位がたっぷりと。  ほんま贅沢やわ~   
    味加減も絶の妙で食材の美味しい所をグッと引き出してます。
    久々に、スッポンが美味しいと思えました。






     
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     なんと鰻!  島根は神西湖の天然ものです。
    鰻の仕入れにも力を入れてるようで、全国各地の美味しい天然物を引いてます。
    炭火にもこだわってます。
    この鰻丼は小ぶりだけど、かなり身厚な鰻を丁寧に焼き上げた絶品の美味しさ。
    プリップリで弾けるような身質、味わいに苔やミネラルが感じられとても美しい個体かと。
    タレも深いし、専門店顔負け(軽く負かせてる気がするけど)の美味しさ。
    もっと食べたい!!!  ちなみに白飯ではなく鮨と同じ酢飯です。
    合うんだなぁ~ 赤酢のコクと。






     さて! ここから握りに入ります!
    赤酢を用いた酢飯と高級ピン食材の織り成す味わいを堪能しましょう!




     とろ
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     大間の140㌔もの!   
    どんどん溶けてゆく融点の低さ。  さらさらの脂質・・・
    まだ脂に深みこそ無いけどしっかりとした凄味を感じます。
    シャリは赤酢で塩気穏やか、協奏するというより食材を引き立てる酢飯と感じました。





     松皮鰈
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     これまたなかなかお目に掛かれない高級魚。  カレイの王様だそう。
    プリプリで新鮮さを前面に、ガツンとネタで食わせます!
    コリコリと噛むほどに旨味が溢れ、ワサビもよく香ります!




     かつお
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     こちらも高質で強い旨味に満ちた鮮度高い身質。
    ストレートに鉄の味わいを魅せます!







     いわし
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     脂ノってんなぁ~  
    食材の持つ力が高いので、そこを存分に魅せます。
    小魚でもいなせなプライドを感じます。






     中とろ
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     最初の大トロよりも鉄の味わいが感じられ、ほのかな酸味が心地良い身味。
    とても香らかです。
    美味しいトロのお手本のような、凄味のある美味しさ。





     
     
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     以前、ハルタカさんで頂いた超旨し鰺にも負けてない質の高さ。
    やはりダイレクトに味わせます!  
    少し寝かせが利いてるのか繊維はフワッとして、脂ノリが乳化のようにクリーミィ。
    ネタとシャリが口の中でホドけ溶けてゆく感覚が快感です!






     すみいか
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     トロけるようにフックラでパツッとした歯切れが心地良い。






     鰈 えんがわ
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     プリプリのプリッ。   コリコリのコリッ。
    えんがわ好きにはたまらんでしょう。  溶ける脂質がジュワ~






     うに軍艦
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     函館産。   甘く磯の香りに満ちた風味。  ゴッソリ乗せてくれて嬉しい~







     あおやぎ
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     コリコリとリズムある食感と磯の香り、乗ってくるコハクの旨味はクリアで香やか。







     大間本マグロ  赤身
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     たぶんこれをメインと考えていたと思います。
    軽くその場でヅケて提供。
    鉄の味わいと酸味があり、身の味わいは豊潤。
    とっても美味しい!!!   酢の香りと圧倒的なマグロの香りタマンネェ。
    終盤になっても尚驚きのある美味しさがあって、、、  もう夢の中のようです!






     いくら手巻き
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     新もの。   シンプルに塩で解いたイクラ。
    余計な味がなく、トロ~リとしたエクラニーな風味にウットリ。











     甘味
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     沖縄バナナとシャインマスカット。
    これも力を入れてる仕入れ感。
    洋産にはない完熟の味わいバナナはコクがまるで違います。
    香りも華やかで美しい。  ココナッツのようなトロピカルな風を感じたよ。
    シャインマスカット、巨峰はいうまでもなく甘く、不自然さのない実りを感じる美味しさ。
    ミスティで広がりのある美味しさでした。









     いや~ うを徳劇場、凄かったです!
    リピート決定、一発でお気に入りですわ。
    プライドを持って仕入れをするご主人の粋、天性のセンスと出汁の引きの巧さ、
    とにかく美味しいものを存分に堪能したい!  という方には最高のお店だと思います。
    イマドキのオシャレ鮨屋ではなく、下町の古めかしい感じ、、、
    そこがまた味があっていいんだよなぁ~  リアル江戸で。
    そのリアルの中で夢のような食材の饗宴。。。
    素晴らしいです。   そしてとてもお値打ちな価格設定!!!
    まぁ~ 嬉しいばかりです。   都心部なら軽く2.5~3万いきそう。


     旬の最高峰を堪能させてくれるので、季節毎に訪れたいと強く思います!



    こちらの後に茂右衛門へ行く予定でしたが、心満たされすぎてやめてしまったという、、、
    これは今のボクにとって衝撃的な出来事です。   

    それくらい素晴らしい破壊力でした!


    今日、今からでもまた行きたい!  と さえ思います。









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