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  • 孤高 ~心を味わう〜

    Aux Crieurs de Vin (豊橋市萱町) 

     禁猟解禁も近づき、いよいよジビエのシーズン。
    鳥獣の深味ある美味しさを堪能したいねぇ。
    フランスからは、今年少し早めだと言われる鴨が出回り始めてるらしく。
    そんな中、オークリウールさんで青首鴨を頂いてきました。
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     穏やかな時間が極上の空間でユルりと流れてる。  素敵ング。
    上辺だけじゃなく本質からこんなに素敵なお店はそう無いと思う。
    演出というより滲み出てるんだよね。











     グジエール
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     口取りに、ちょいと嬉しい芳しいやつ。
    ワインへの愛情が深いので、チーズの香りへのこだわりが感じられます。










     仏・バイヨンヌ産 生ハム
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     頬張ってモグモグと、ジュワジュワと膨らんでくる熟成された芳香。
    鼻をぬけてく高い香り。。。 モグモグし続けてるとピークに達した瞬間・スっと溶ける。
    この瞬間が至福なんだよなぁ~   
    そして口内フレッシュすべく添えられた無花果をジュンと噛み締める。
    塩気と甘さが絶妙に絡み合ってクロスオーヴァーしてゆき、トーンが重なったところでキレイに消えてく。
    夢の中のような余韻、ピックルスがグイッと線を入れるように導線を。















     リヨン風 トリップのソテ―
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     いいねぇ~ 郷土色ある料理。
    そう、ここはレストランの派手な味わいではなく、郷土の色合い濃いしみじみとした美味しさが特徴。
    なので、〇〇風とかフランスの地名入ったメニュウは気になるところ。
    トリップ(胃)は臭み全くなく、香味野菜や香草の香りを上手に乗せてトリップ自体の旨味を引いてる。
    ねっとり柔らかくも歯切れへの食感をしっかり感じさせてくれ、噛み締める歓びも。
    鼻腔へと膨らむトリップとバターの香りが芳しく極まりない。
    シェリーヴィネガーの色気がこれまた良いんだよね~ 














     帆立貝と秋の茸のプロヴァンス風
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     これはヤバいねぇ。
    ニンニク、オリーヴオイルの風味がキノコや貝柱を風味高らかに導く。
    いろんなキノコの味がするよ。  セップのようなトロける芳醇な香りが気になる! 
    何茸なのかな?  聞くの忘れたけど、、、 
    数種の茸の味わいが一つの幹となって皿を盛り立てますね。
    帆立貝柱もブリンブリンな身質で食べ応えあり、ギュっと凝縮させたような調理。
    かなり旨いし深秋の気配抜群!













     バターナッツのスープ
    DSC00978バターナッツ




     サツマイモのスープ
    DSC00979サツマイモ

     スープは2種類あったのでもちろん2つとも頂きます(笑)
    だってここのスープ最高に旨いもの!
    どちらも素材感と香りを大切にしつつ、深み高みのあるフォンとクリームで伸ばしてあるので、
    奥行のある極上の味わいです!  大好きだなぁ~ スープ。
    バターナッツは南瓜の美味しさをサラリと、サツマイモは甘やかでコックリした美味しさでした。











     では本日のメイン、、、 青首鴨が登場!
    調理途中で土井さんが見せてくれたよ。

    DSC00980フランス産青首鴨 (1)

     贅沢に半羽です。
    辺り一面に立ち込める鴨脂の香りがたまらん!
    しっかりローストし、ここからオーヴンで仕上げるのかな?
    ワクワクするね~










    そして、、、  皿になって再登場!








     仏産・青首鴨のロースト
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     銃猟ではなく、とっ捕まえての捕獲なので出血させることなく、
    エトフェ(窒息〆)にて全身に血を巡らせてます。
    これによって非常に味わいの濃い、味わい深い身質となるんだよね。
    実際、噛み締めた瞬間からその豊潤な香りと鉄の味わい濃さが印象的!
    実~~~に味わい深く、全くの隙の無い旨味と味わいの発し方に驚きを覚えます。
    鴨自体好きだけど、普段食べてるのとは、やはり違いすぎますね~  青首鴨・エトフェ。
    鴨のジュとワインのソースもこの身質とよく合い、鴨の美味しさがより一体感ある旨さへと昇華。
    秋トリュフの穏やかな香りが肉の旨さを高めるし、ガルニの野菜の苦み甘味もアクセント。
    骨付きなのでナイフでギコギコと削ぐように切り落とす。
    骨際はさらに美味しい!
    ほんとレバー食べてるような味わいの濃さで、命の尊さを感じながら有難く頂戴しました。
    やっぱ胸にジーーーーンとキマすね~   神秘的な森を連想させます。
    食材として素材を尊重された調理であり、
    ありがたく命を循環させるような料理に仕上げるシェフにリスペクト。
    また食べたい!














     そして、こちらでの楽しみでもあるフランス郷土菓子的なデセールタイム!
    秋らしく栗のお菓子です!




     ガトー・オー・マロン
    DSC00989ガトー オー マロン (2)

     グラスアロでコーティングされた、しっとり生地が特徴的。
    食べてみると、、、 おぉ、、、 栗のオリエンタリックさがスパイシーにも感じられる!
    シャリッとした表面、しっとりした生地には粒感ある栗、そして香りがフワっと。
    スパイスはもちろん使ってるし、洋酒も効いてるんだけど、やはり主役は栗であって。
    フランス菓子的な構築ですが、どこか素朴で深い美味しさ。
    派手さはないけどしみじみ旨い。   ホール買いしたいくらい。











     コーヒー
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     美味しくないコーヒーが出てこないのも喜ばしい限り!
    よくあるからね~  料理美味しいのに最後のコーヒーには無頓着なレストランって。
    本当に残念な気持ちになってしまうんだよね。
    専門店級の美味しさまでは求めてないけど、雑味のないコーヒー飲みたいからね。
    ここのコーヒーは機械式かもしれないけど、クリアで飲みやすく、よ余韻を邪魔しない。
    ドラマを壊すことなく流してくれる最後のヒトコマとして、ちゃんと意識されてるハズです。













     今回、青首鴨が頂けてほんと嬉しかったよ。
    自分の主体性を尊重してくれるように、素敵すぎるレストランを心から楽しむ。。。
    これこそが貴重体験かもしれない。









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